2014年1月16日木曜日

【神道】土葬と火葬【仏教】




1: 日本@名無史さん 2013/10/08(火) 15:40:42.69
衛生観念が不足していた明治以前
江戸時代を通じて徳川将軍家を始め
土葬が圧倒的に多かったのはなぜか。



2: 日本@名無史さん 2013/10/08(火) 16:37:14.37
衛生面は大して関係ないだろ。
火葬にかかる燃料費等のコストの問題と、人口増加にともなう墓地用地の切迫の問題が関係するんじゃないか?

3: 日本@名無史さん 2013/10/08(火) 16:51:52.46
火葬に燃料費なんてかからんだろ
巻で十分
土葬のほうが広い墓地が必要だし

4: 日本@名無史さん 2013/10/08(火) 17:17:20.80
>>3
薪がただで手に入ると思ってるのか?
それに、人を骨まで焼く薪の量は炊事の一月分ではすまない。

7: 日本@名無史さん 2013/10/08(火) 18:24:24.56
>>4
寛永寺やら増上寺やら維持して
立派な宝篋印塔建てる手間考えるとそんな金が惜しいはずもない

だいたい土葬で豪華な棺に入れ人力で遺体を江戸城から運び
棺が収まる大きさの土を掘り返すのだってタダではない

8: 日本@名無史さん 2013/10/08(火) 18:27:13.02
>>7
庶民のはなしな。

26: 日本@名無史さん 2013/10/10(木) 10:08:04.16
人間の体を燃やすには相当の火力が必要だぞ。
薪くらいの火力じゃまる一日かけても終わらない。
だから火の管理もしないとならないので、
どこでも自由に燃やせるわけでもない。
江戸時代に放火は最も重罪だったのは知ってるだろ?
料理や風呂と一緒にするのは間違い。
それに>>13のようにならないように
森林は管理されていたから、自由に大量に買えるわけでもない。
>>5のようなリサイクルなことは普通にあって、
立派な寺門が実は城からの払下げの移築だったり、
廃城令ののちに解体され豪商が木材を買って移築したりもしてる。

6: 日本@名無史さん 2013/10/08(火) 18:00:00.24
成人一人の火葬に人ような薪の量は約百貫と言われている。
百貫とは約370kgだから軽トラの荷台に載りきらないくらいの量。
江戸時代の庶民にとってはかなりの負担。

9: 日本@名無史さん 2013/10/08(火) 18:42:36.99
昔の日本は改葬が正式な葬送だった。

風葬や土葬にして、骨だけにしてコンパクトにし、それを土器などに入れてまた葬送する。これが基本。
平安時代でも風葬が一般的。小野小町のしゃれこうべを見たという話も、風葬途中だったから、誰の骨か分ったわけだ。
野ざらしにして再度葬送する。南洋の風習で、ちょっと前まで沖縄にもあった。本州でも江戸時代の報告例がある。

風葬には手間がかかるから、火葬をすることになった。火葬をした後に、近親者が箸で骨をつまみ容器に入れる。
この風習は改葬の風習の名残。

22: 日本@名無史さん 2013/10/10(木) 08:42:41.38
火葬する必要性なんて、
埋めるべき土地に困り始めて、
コンパクト化しないといけない事情に迫られた結果だろ。
実際、死体なんてカラスや獣に喰われてしまうから、
死体を適切な場所に放置すりゃ腐臭や疫病も防止できるだろうし。

37: 日本@名無史さん 2013/10/11(金) 09:24:41.57
東日本大震災のとき、死体の処理が追いつかないから
当座は土葬にして、7年たったら掘り返してまた仮想にしようと言ったときの
反応は意外だったな
昭和30年代までは、日本では普通に土葬が行われていたのに、
たった40~50年で火葬でなくては嫌だと皆が言い出すのだからな

49: 日本@名無史さん 2013/10/26(土) 15:49:32.38
>>37
おれも意外だった。
おれのばあちゃんとこはつい最近まで土葬だった。いや、今もかもしれん。
おれなら土葬で土に還るのでいいけど。

何故土葬が圧倒的に多かったか?どこの民族も普通に土葬だったからだろ。
手間とお金がかかるからな、火葬は。
都市近郊はハゲ山だったし、木材がありそうな田舎でも、火葬のための木を
切りに行く手間と、穴を掘る手間を比べたら、比較にならないよ。
冬場なら、雪のある地域は恐ろしく大変。穴掘りでも大変だけどね。

戦後に土葬が減ったのは、減ったというより火葬が増えたのは、都市住人が
増えたから。最近は田舎でもほとんどが火葬になってる。
火葬場が装備されたことと、専業農家が減りリーマンが休みをとって穴掘りを
することが難しくなったことだろね。若いの三人くらい仕事を休んでやらんと
あかんからな。棺桶かついで墓地まで行くのも頼まなあかん。
もう復活することはないだろうね。

あと「○○家 先祖代々の墓」ってもの近年になってからだよ。
よく「姑と一緒の墓に入りたくない」って話があるが、昔はそんなことは
しなかった。伝統なんかじゃない。

39: 日本@名無史さん 2013/10/11(金) 18:09:17.17
当時の消耗燃料といえば、木材だけだからね
厳格に管理し、庶民の葬儀ごときに使わせないだろう。
尾張藩も厳重な山林管理していたというしな。
森林再生事業のセットでやらんとすぐ尽山と呼ばれる禿山になるから
留山制度というものを作り庶民の伐採を禁止にしていた。
あとは火事の防止だろうね。火葬を勝手にやられちゃ風向きひとつで大延焼になっちまう。
海岸防砂林・水害防備など災害防止のために管理は必要だった。
おそらく平安時代くらいの時は人口数や森林数がまだバランスが合ったのだろう。
しかし武家政権成立や戦乱で木材消費が急速に進んだ結果だろう。

40: 日本@名無史さん 2013/10/11(金) 23:28:53.89
当時は雑木林を切り開いて田畑にするなんてのが普通にあったし薪には困らなかったんじゃね?
江戸でも、麻布狸穴とか青山とか雑司が谷とか西ヶ原とか、当時は皆んな未開墾だったろ

41: 日本@名無史さん 2013/10/11(金) 23:43:34.66
そういう雑木林は枝が細くて火力がないんだよ。
手を掛けないとなかなか里山系の樹木は太くならない。

42: 日本@名無史さん 2013/10/12(土) 00:00:36.70
リサイクル社会なんだから土葬で土に帰すのが自然だろ。
わざわざ限りある資源を死んだ人間に消費しない。
金は成仏してもらうための供養法要として仏僧に使うのであって、死体焼く木材代には使わない。
んで、人魂幽霊伝説も土葬文化から生まれた。

71: 日本@名無史さん 2013/11/20(水) 23:14:02.23
燃 料 が 勿 体 無 い

以上

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